薬剤師調査MMPR

Report : デキる管理薬剤師ラボ

掲載日:2015/02/05

知っておこう!医療用語解説「多職種連携」

知っておこう!医療用語解説

  多職種連携

 国は高齢者が重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で最後まで暮らせるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援を一体的に提供する「地域包括ケアシステム」の構築を進めている。そこでは医師をはじめ看護師、保健師、理学療法士、さらには介護福祉士、ケアマネージャー、ホームヘルパーなど多様な専門職が高齢者の生活を支えることになる。薬剤師も当然ながらチームの一員として参画するが、ケアシステムを機能させるために必要となるのが多職種の連携である。

 医療、介護、福祉の各サービスが連携するには、利用者に関する情報を共有し各職種の専門性を理解するとともに、相互に尊重し合うことが重要となる。たとえば、薬剤師は看護師との間で薬剤訪問指導の内容や副作用など薬剤の影響を共有、ケアマネージャーとは服薬介助や介護保険関連の情報をやりとりする。

 しかし、在宅の現場では薬の管理が必要にも関わらず、薬剤師を要請する声は上がってこない。それは、薬局・薬剤師は在宅患者を訪問して何ができるのかについて、他の医療関係職種の認知度がまだ低いからだ。「薬剤師の顔が見えない」「薬剤師がいるメリットが分からない」といった厳しい声も聞かれる。

 まずは薬剤師が在宅におけるチーム医療の一員となって薬剤に関わる業務を任せようと思わせる存在になることが、多職種連携を実現させる第一歩でもある。

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