薬剤師調査MMPR

Report : デキる管理薬剤師ラボ

掲載日:2014/10/21

知っておこう!医療用語解説「新薬創出加算」

知っておこう!医療用語解説

  新薬創出加算

現在の薬価制度では、2年に1回薬価が改正されますが、革新的な新薬の創出やオーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)、適応外薬の開発等を目的に、一定の基準のもとに一定期間薬価を維持できるよう定めた制度。

製薬業界側の要望にそって、2010年度の薬価改定で試行的に導入された。

正式名称は「新薬創出・適応外薬解消等促進加算」。対象となる医薬品は、

①薬価収載から15年以内で後発品が収載されていない

②市場実勢価と薬価の乖離が全薬価収載品目の加重平均値以内 の両方を満たしていることが条件。

後発品が参入した時点で、それまでの加算分は一括して引き下げられる。

14年度の薬価改定では397成分758品目に適用された。これまでの対象品目は、新薬開発力のある外資系企業に偏る傾向も見られる。

製薬企業は薬価が下がらないというメリットを享受する半面で、中医協(中央社会保険医療協議会)の検討会議から要請があった未承認・適応外薬の開発を引き受けなければならない。

また、財政上のバランスを取るため、長期収載品の薬価引き下げを伴う後発品使用促進策が同時に実施されている。

導入時の「試行」は現在でも続いているため、加算分が本来の8割しか認められていない。製薬業界側は完全実施(恒久化)を求めている。

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