薬剤師調査MMPR

Report : デキる管理薬剤師ラボ

掲載日:2014/07/10

知っておこう!医療用語解説「協同薬物治療管理(CDTM)」

知っておこう!医療用語解説

  協同薬物治療管理(CDTM)

薬剤師が医師と協同で、患者に効果的な薬物治療を提供する仕組み。両者により事前合意されたプロトコルに基づき、

薬剤師は用法用量の変更や検査の提案など、薬学的見地から介入することができる。

元々は米国で始まったもので、薬剤師は医師とあらかじめ契約を交わし、その範囲内で関連業務を委ねられる。

薬剤師が独立的に患者に対して診察や検査した上で処方するものではないが、医療における地道な活動が評価されて

生まれた制度といえる。米国の薬局では、プロトコルに基づき予防接種、禁煙指導などを行っている。


日本では2010年に厚生労働省がチーム医療を推進するため薬剤師を積極活用する通知を出したことで、CDTMへの

取り組み機運が高まっている。この通知では、薬物の血中濃度や副作用モニタリングに基づいて、医師に薬剤の変更を

提案するなどが示されている。

米国の制度をそのまま日本に持ち込むことは難しいが、服薬指導した後も継続して有効性と安全性を判断して次回の

処方に介入することは可能だ。バイタルサインのチェックやフィジカルアセスメントへの習熟を通じてCDTMの概念を取り

込むことが、今後の薬剤師の業務として必要になっている。現在日本では、禁煙指導に関するCDTM、「禁煙支援笠間

モデル」の研究が開始されている。


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