10月は乳がん月間。
日本人女性の約12人に1人が生涯で乳がんにかかる危険があるといわれています。男性でも発症することがありますが、
男性の場合は女性の100分の1程度。
乳がんは女性に一番多いがんですが、早期に発見して適切な治療を行えば完治可能であり、生存率の高いがんです。
最近では、有名人が自らの乳がんを公表する方もいらっしゃいます。もちろん自分の意図していない公表もあるでしょうが、
報道を通して、私たちが考えなくてはいけないこととは…。
乳がんについて考え、予防と検診を行うこと。
早期発見のために「何か行動を起こすこと」ではないでしょうか。
早期発見のためには、毎月1回の自己触診もよいでしょう。
写真は、私の働く薬局においてある自己触診の行いかた、ポイント。また、自己触診補助具です。
触診により、早期発見が出来ることが、乳がんの特徴。
女性の方は日頃からセルフチェックを行う習慣をつけましょう。
もちろん、自己触診だけではなく定期検査や定期検診は必ず受けなくていけません。
先進諸国では女性の60~80%が受診している乳がん検診。しかし日本人の検診率はわずか34.2%しかないそうです。
(OECD Health Data2013より)
乳がんは30代後半から増え始め、40代後半でピークに達するといわれていますが、近年では20代で発症することもあります。
この年代の女性は仕事や子育て、家族の介護…。もしかしたら、女性が人生で一番忙しい毎日を過ごしている時期なのかもしれません。
実際、私がこの原稿を書くにあたって、乳がん検診を受けようと、病院を調べ、値段も調べました(私の年齢だと自費です)が、
まだ病院には行けておらず…(反省)
「そうそう、これじゃダメ」と、思いながら、私はまず自己触診から始めます。
そして、年内には必ず検診を受けに行きたいと思いますので、検診体験談は、またここでお伝えしたいと思います。
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