薬剤師調査MMPR

Report : 薬剤師3分トピックス

掲載日:2016/08/10

imadoki女子薬コラムvol.4「お盆に思うこと」


私 薬剤師 紗耶華が実践していること、気になったこと、オススメしたいこと、
また私が感じていることなどを写真と共にお届けします。
みなさまの日常のプラスになれば幸いです。
どうぞ皆様、お付き合いくださいませ。

- vol.4 お盆に思うこと -

私の両親はいつも仕事で忙しく、私は毎年夏休みの一カ月半を母の実家で過ごしていました。
日中は庭でビニールプールに入りながら、畑で採れたトマトをかじり、夜は花火。
そして私が眠るまで祖母はたくさんの話を聞かせてくれました。
両親と一緒に過ごせないことで、私が寂しい思いをしないようにと、祖母は私にたくさんの愛情を注いでくれたのです。
祖母と多くの時間を一緒に過ごしてきた私は、大のおばあちゃんっ子。
笑うツボも好きな物も祖母と同じ。
そんな祖母が亡くなったのは、今から18年前。私が高校一年生の時です。

写真
祖母が亡くなってほんの数分で、医師から角膜提供の話をされました。
まるで、祖母の死を待っていたかのように…
もうそこに祖母は居ない、生き返るはずもない。
母は生前の祖母の願いだからと角膜の提供を受け入れました。
しかし私は「生き返った時、目が無いと困る。
だから、おばあちゃんの目を取らないで。」と、自分の気持ちの
整理が出来ずにいました。





写真
【臓器移植(提供)=死を受け入れる】
臓器提供は、家族が家族の死を受け入れてこそ成立します。
考えてみれば当たり前のことなのに、その事実をこんなにも短時間で受け入れ決断しなくてはいけないということに衝撃を受けました。

今、この瞬間、祖母の角膜を通して光を感じている方はいるのでしょうか?
祖母の角膜はどんな景色を描いているのでしょう?
そんなことを考えると、心がときめきます。

お盆。祖先の霊が私たちのもとに帰ってくる期間。
祖母が帰ってきてくれるのなら…
「角膜提供してよかった?」と聞いてみたい。
そして他にもたくさん話をして、無邪気に祖母の背中にしがみつきたい。

先祖を思い出しながら…
今、そばに居る大切な人に何かあった時、臓器提供を行うか、行わないか。
あなたなら、どんな決断をくだしますか?
また、家族にはどのような決断をくだして欲しいですか?
普段の何気ない日常の中で、臓器提供について皆で話し合っておくことが大切なのかもしれません。



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