薬剤師調査MMPR

Report : 薬剤師3分トピックス

掲載日:2016/05/09

調査結果のご紹介「疑義照会の実態調査」

 薬剤師調査MMPRの最新の調査結果をご紹介いたします。


  疑義照会の実態調査

  調査期間:2016年2月22日~3月10日

  調査サンプル数:213名(保険薬局:155名、病医院:58名)

   


 (1) 直近1ヶ月間の、疑義照会件数と処方件数
 
     Q1.あなたの直近1か月間の、おおよその疑義照会件数とその処方変更件数を教えてください。

   

   疑義照会、処方変更の各件数を上図のようにセグメントし、集計した結果、
   ともに「0~9件」が最も多く、処方変更件数は、10~16件の区分になると
   「0~9件」 の半数近くに減少している。


(2) よくある疑義照会のケース

   Q2.下記の疑義照会のケースで、最もよくあてはまるものをお選びください。

   

   よく処方変更があるケースとして割合が高かったグループには、残薬過多(46.0%)、重複処方(41.3%)があり、
  これらは薬剤師の聞き取り(患者からの申し出や、他の処方せんやお薬手帳などの確認)からの処方変更と考えられ、
  患者からの聞き取り技術について、医師から一定の信頼があると考えられる。

  よく処方変更があるケースとして次に割合が高かったグループには、副作用(22.5%)、既往歴・体質(19.2%)があり、
  これらは薬歴など過去記録からの処方変更と考えられ、薬歴を有効活用した結果であり、この情報を蓄積していく事は、
  今後、かかりつけ薬局・薬剤師として更に重要となっていくと考えられる。

  よく処方変更があるケースとして最も割合が低かったのは、薬物動態懸念(8.0%)であり、
  これは薬剤師の専門的な知識が最も必要な分野と考えられるが、実際の現場では、この分野を根拠に処方変更を行う事は、
  大変難しい事が窺える。かかりつけ薬局・薬剤師として、更に高次元での活躍を行う為にこの分野を強化し、
  医師など他の医療従事者と渡り合っていく事が大切ではないだろうか?


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