薬剤師調査MMPR

Report : 薬剤師3分トピックス

掲載日:2014/12/26

イマドキ女子薬剤師事情~「女性薬剤師の働き方」

今年も残すところ数日…。

皆さんにとって2014年はどのような年でしたか?

過ぎてしまえば、アッという間の日々も、辛いこと、大変なことで時間に追われていると、「この状況が永遠に続くのではないか、ゴールなどないのではないか…」と不安に襲われるのではないでしょうか?

今回は、結婚や出産を経験する時、薬剤師は仕事とどう向き合うのか。また、どのように向き合ってきたのかについてのアンケートです。 

 女性は結婚や出産によって、人生が大きく変化します。

男女平等であって欲しいと願ってはいるものの、男性より女性の方が結婚や出産によって、生活や仕事に変化を求められてしまうのが、現実。


薬剤師の独身女性で、仮に結婚したとき「仕事を今まで通り続ける」と答えた方は55.2%。

「退職する」と答えた方は10.3%。他の方々は時間の短縮・変更、労働形態の変更などで仕事を続ける、と回答。実際に結婚されている方も「仕事を今まで通り続けた」と答えた方は56.0%。「退職した」と答えた方は10.0%でした。理想と現実に大きな差はなさそうです。

しかし、出産になると…

同じように、薬剤師の独身女性の方に、仮に出産したときのことを尋ねると、「働き方を変えないで働く」と答えた方は25.0%。「産前産後休暇/育児休暇制度を取得する」と答えた方は66.7%。「退職する」と答えた方は16.7%。

しかし、実際出産を経験した方に尋ねると、「働き方を変えないで働いた」と答えた方は15.8%。

「産前産後休暇/育児休暇制度を取得した」と答えた方は22.1%。「退職した」と答えた方は44.7%という結果でした。

「働き方を変えないで働きたい」「産前産後休暇/育児休暇制度を取得したい」と考えていても、実際に子供を出産し、育児をしながら仕事を続けることは、簡単なことではないようです。

自由回答を見ると「本人が仕事の継続を望んでも、周りの理解や協力がないと両立は難しい」との意見が多くありました。

また、中には「子供を理由に突然仕事を休まれると困るから、同じ労働形態では働きたくない」という周りの厳しい意見も…。

みんなが同じ条件で生き、生活しているわけではないので、それぞれの立場で、それぞれの意見があるのだと思います。ですから、何が正解で、何が間違っているというものではないでしょう。

平等と公平。同じ時間働くことが平等。それぞれが、それぞれの条件の中で一生懸命働くのが公平。この公平という概念が社会に定着するといいなと思います。

私自身は結婚も出産も未経験。

これからどのような選択をし、どのような人生を歩んでいくのはまだわかりません。

しかし今回のアンケートを見ると、出産による退職、もしくは産休育休など各制度を利用し、その後職場に復帰した方のうち、87.0%もの方が「復帰してよかった」と回答しています。

この回答に、「薬剤師という仕事は、続けていたい仕事。続けるべき仕事」と言われ、背中を押されたように感じました。

人生の色々なステージでは、本当にさまざまなことがあるけれども、薬剤師として一生懸命やっていれば、誰かが必ず見ていてくれる。今回、そんなメッセージを先輩方から受け取ったように思います。

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