掲載日:2014/07/03
2014年7月、「病院」の薬剤師の仕事は?
トピックス
2014年7月に、病院勤務の薬剤師の仕事は、
- 患者への服薬指導の強化(ハイリスク薬・外来患者など)
- 薬剤情報・マニュアルの見直し
- 薬品安全管理 など
薬剤師調査MMPRの調査結果から色々なトピックスをご紹介!
今回は病院に勤務する薬剤師に実施した「2014年7月の仕事(業務)」についてご紹介致します。
調査概要
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :薬剤師調査MMPR会員(薬剤師)
有効回答数 :51サンプル
調査期間 :2014年6月3日から6月20日
調査結果
患者さんへの取組と管理業務で、2014年7月に実施する業務(予定している業務)について自由記述のアンケートを実施しました。
自由記述の結果から頻出するキーワード(単語)を抽出すると、
患者さんへの取組で、「患者への服薬指導の強化」「お薬手帳持参の啓発」 など
管理業務で、「薬剤情報・マニュアルの見直し」「ジェネリックの選定」「薬品安全管理」
などの回答が多くありました(図1、図2参照)。
実際の回答内容としては、患者さんへの取組で、
- 内服自己管理ができない患者さんのために、1回服用分をセット
- ハイリスク薬服用前の服薬指導
- 電子カルテ移行に伴う、薬剤の受け渡しフローの変化の周知・待ち時間短縮
- お薬手帳を確認し、重複薬剤などないか、自己中止薬剤などないか確認
- 糖尿病教育入院
- 院外処方箋発行に伴い、退院患者様のカンファレンスに参加し投薬の流れを説明
- 臓器移植前の事前服薬指導の強化
- 患者さんの要望や薬への意識調査のためのアンケート実施
- 外来患者に対する副作用調査
管理業務では、
- 院外処方箋発行に伴う医薬品安全管理責任者としての業務手順の見直し
- 後発品への変更に伴う病棟への周知
- 後発品採用の検討資料作成
- 採用薬品再選定
- バンコマイシンの投与設計業務の標準化
- 医療安全講習会の企画
- 持参薬マニュアルの改訂
などの回答が有りました。
以下は、参考の図です。図1、2 病院勤務の薬剤師の「患者さんへの取組」、「管理業務」