掲載日:2014/06/05
2014年6月、「薬局」の薬剤師の仕事は?
トピックス
2014年6月に、薬局勤務の薬剤師の仕事は、
- お薬手帳の持参を啓発、ジェネリックの変更推進
- 在庫管理・整理、ジェネリックの変更推進 、実習生の指導、在宅マニュアルの作成
- 季節性のある仕事では、「熱中症、食中毒、紫外線の予防、対処方法の説明」 など
薬剤師調査MMPRの調査結果から色々なトピックスをご紹介!
今回は保険薬局に勤務する薬剤師に実施した「2014年6月の仕事(業務)」についてご紹介致します。
調査概要
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :薬剤師調査MMPR会員(薬剤師)
有効回答数 :225サンプル
調査期間 :2014年5月9日から5月20日
調査結果
患者さんへの取組と管理業務で、2014年6月に実施する業務(予定している業務)について自由記述のアンケートを実施しました。
自由記述の結果から頻出するキーワード(単語)を抽出すると、
患者さんへの取組で、「お薬手帳の持参を啓発」「ジェネリックの変更推進」 など
管理業務で、「在庫管理・整理」「ジェネリックの変更推進」 「実習生の指導」「在宅マニュアル作成」
などの回答が多くありました(図1、図2参照)。
実際の回答内容としては、患者さんへの取組で、
- 更なる後発品使用促進への取り組み、対話重視
- ディオバンのジェネリック変更
- お薬手帳を常に携帯することの利点を説明、実行してもらえるようにする。
- 4月から徹底しているお薬手帳の持参、お薬手帳の重要性を理解しているかの確認
- 医師に対して手帳を確認していただくための啓発(まずは薬局内で話し合う)
- 熱中症予防のための水分補給の説明
- 食中毒など増える時期なので対処法などを助言する
- 紫外線予防などの啓蒙活動、スキンケア方法
- 昨年水虫にかかった患者への早めの抗真菌剤外用薬の使用の勧め
管理業務では、
- 在庫管理システムの導入に向け、在庫棚卸の実施
- 後発医薬品の採用品目を増やし、後発医薬品の置き換え率を上げる
- 実務実習生の指導用資料の作成
- 在宅マニュアルの改訂 基準調剤加算に伴う対応マニュアルの作成
- 後発品算定率向上推進 新発売後発品採用の検討
- 毒薬 向精神薬の受け払い管理簿作成
- 冬季感染症薬の整理と夏季感染症用薬品の準備
- 調剤棚の薬の移動(後発品の使用頻度が増え、先発が減ったため)
などの回答が有りました。
以下は、参考の図です。図1、2 薬局勤務の薬剤師の「患者さんへの取組」、「管理業務」