MMPRで行った薬剤師へのリサーチ結果について、薬剤師の紗耶華がコメント。
第1回目テーマは薬剤師のネイル事情についてみてみましょう。
薬剤師「らしい」爪とは?
日本薬剤師会では薬剤師の【身だしなみ】として「爪は短く、マニキュアをつけない」と定めています。
そして、今回のアンケートでも、20~30代女性の薬剤師の97.6%が「何も塗っていない」と回答。
20~30代の女性薬剤師で実際にクリアのマニキュア、ジェルネイルを行っている方は1.2%。
私自身は、ソフトジェル(クリア)を塗っています。
派手好きな私は「クリアじゃ物足りない」のが、本心。
しかし、患者さんに「脱水状態の時は、爪を押しても色が戻りにくくなります」「爪には色々な情報が現れます」なんて会話のなかで、キラキラネイルでは説明力に欠ける事があるので…。
だったら、何も塗らなきゃいいでしょ?と思われる方もいるかもしれません が、二枚爪の私には、ジェルネイルは身だしなみだけではなく、爪の補強にとても重要。
薬剤師 の業務のあれこれに耐えるよう、補強をしつつ、綺麗に整えた爪。それでも、薬剤師らしい爪とは言ってもらえないのかしら…?などと、ちょっと悩みます。
足は、派手にしても仕事の支障がないので、アートをたっぷり楽しめる、アートし放題(アート料金定額)のネイルサロン。
常に綺麗な爪を維持したい方は、地元のネイルサロン、または自分自身で。
自宅にネイリストさんが来てくれる、自宅サロンもあります。
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爪のケアは美容と健康の二つの視点から。
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最近では、グリーンネイル(緑膿菌による緑の爪)という疾病も問題に…。
爪に現れる疾病として有名な、貧血のスプーンネイル。
他にも、肺、心臓、循環器、甲状腺機能亢進、多汗症などの疾病のサインが爪に現れます。
また、リウマチの方や、薬の服用で爪の色が変わってしまい「指先を見られたくない」という方に、ネイルサロンや自宅サロンを勧めてみるのも、いいかもしれません。
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綺麗にお手入れされた爪、労働に耐えるたくましい爪。
爪には、病気や生活環境、その方の性格までもが現れるのかもしれません。
薬剤師として、やっぱりマニュキュアは 塗らない。という考えの先生方でも、今は休日だけ楽しむネイルもあります。ただ、除光液の使いすぎが爪の乾燥を引き起こす事もあるので、ご注意を。
たかが爪、されど爪。
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