薬剤師調査MMPR

Column : 連載コラム

掲載日:2014/01/16

vol.44 寒波のニューヨーク

新年あけましておめでとうございます。
今年は調剤報酬改定、薬価改定、消費税アップが待ち受けています。厳しい改定内容が伝えられていますが、この4年間調剤技術料そのものは過去最高だったわけですから、ここで蓄えた人、物、金を次期に活かせるかどうかが問われます。

年の初めにニューヨークに行ってきました。いつもヨーロッパばかりを向いていますので、大局的に見るためにアメリカに行ってきました。ところがニューヨークは20年ぶりの寒波。吹雪、積雪、零下15度と東京に住んでいる私は経験したことがない気候でした。ところが、ニューヨークは元気そのもの。人が少ないだろうと見越して観光地に行ってもどこも人でいっぱいでした。さすが世界最大の都市ニューヨーク。

ドラッグストアに何軒も寄りましたが、OTC医薬品と処方箋医薬品を扱ってはいても、ヨーロッパの薬局とは趣が違います。OTC医薬品と処方箋医薬品は全く別という感じです。OTC医薬品の売り場に人はいなく、皆セルフで買っていきます。セルフレジも取り入れられています。自分でバーコードを機械に読ませて精算し、お金を入れるとお釣りが出てくるというものです。
効率化なのだと思いますが、無愛想なアメリカのレジでも人とのかかわり合い(ちょとした言葉かけ)があったほうがまだ温かみがあります。特にアメリカではネットかリアルかと言われるようにネット販売の比率が高まってきています。それに対向するために効率化は避けられないのだと思いますが、入店から出店まで対面がない様は、外が寒いこともあり、寒々しく感じられました。

持ち帰りのデリ(ドイツ語のDelikatessenの略)が発達しているのもアメリカ特有ですが、ある店での体験です。多分その店の名物おばさん(黒人)だと思うのですが、来客者みんなに気軽に声かけしていました。私は厚底のボアがついたブーツをはいて、厚手のダウンに帽子にマフラーという防寒対策ばっちりといういでたちだったのですが、この奇妙なアジア人に、「靴が暖かそうでいいね」と褒め言葉から入り、「ニューヨークはどう?」と気軽に声をかけてくれました。外は零下で冷凍庫の中を歩いているような感じだったのに、その店に入り言葉で和むことが出来ました。これがリアル店舗なのだと思います。日本にも出店しているカリフォルニア発祥のアパレル店HOLLISTERの店員さんの対応もよかったです。

今年は薬事法改め改正薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)が施行され、ネット販売解禁です。ネットを否定するものではありませんが、リアル店舗を充実していきたいと思っています。

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