薬剤師調査MMPR

Column : 連載コラム

掲載日:2013/08/05

vol.39 一般用医薬品のインターネット販売原則解禁

2013年6月14日、「日本再興戦略」が閣議決定され、一般用医薬品のインターネット販売が原則全面解禁となりました。

ケンコーコムは1月11日の最高裁違憲判決のあと、すぐに第一類医薬品の販売を始めましたが、6月14日、日本チェーンドラッグストア協会も会員企業に要請していた自粛を解除し、ドラッグストアをはじめ、様々なインターネットサイトで一般用医薬品が販売されています。

皆さんの薬局でもアスクルはよく利用されているではないかと思います。アスクルのメディカル&ケアは在宅用のとろみ剤や介護食などもあり便利だなと思っていました。そのアスクルですが、2012年10月にヤフーと共同にて個人向けのネット通販サービス「LOHACO(ロハコ)を始めました。

ヤフーの集客力とアスクルのSCM(サプライチェーンマネジメント)を組み合わせた即日配送が、ロハコの大きな売りで、スマートフォンでのサービスも開始しています。LOHAKOとは、Lots of Happy Communicationからきています。そのロハコも一般用医薬品を取り扱い始めました。
まだ第三類医薬品のみですが、今後は第ニ類医薬品、第一類医薬品も取り扱うそうです。
生活者が家にいて、食品、日用品、ヘルスケア用品、介護用品、医薬品を購入することができます。

現在の一般用医薬品のインターネット販売ですが、サイトを見てみると、医薬品以外のインターネット販売と同じようなことが行われています。最安値あり、レビューあり、総合評価制度ありです。レビューや★の数(総合評価制度)は、一般生活者が書き込んだり、決めたりするものですが、医薬品に★の数や平均評価をつけるのはいかがなものかと思います。またレビューには常用量の倍飲んで効いたなどの書き込みがなされています。自己責任とはいえ、★の評価やレビューを見て判断する生活者がいるかもしれません。

厚生労働省は、リスクの高いスイッチ直後品と劇薬の25品目の販売方法を決める検討会を8月に開き、9月までに改正法案の内容を固め、秋の臨時国会への提出をめざしています。また、インターネット販売が解禁になった第一類医薬品と第二類医薬品の安全性確保にむけた検討会も8月に立ち上げられます。インターネット販売は時代の要請とはいえ、適正販売のための仕組みを早くたちあげて欲しいと思っています。 

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